簡単なヨガ哲学について。
お話です。
ある村に 大きなドラゴンがやってきました。
すべてをなぎ倒して 焼き尽くして、村人もたくさん亡くなりました。
みんなが逃げる中、一人の少年がドラゴンににじり寄ります。
木の盾と剣を持って。
ドラゴンのはびっくりして、一回り小さくなりました。
少年は又寄っていきます。
ドラゴンはびっくりして火を噴きました。そしてまた小さくなります。
どんどん近づく少年。小さくなるドラゴン。
少年がそばまで行くと、ドラゴンは手のひらサイズまでになっていました。
少年は聞きました。「君はだれなんだい?」
皆さんは なんだと思いますか?
人によって答えがきっと違いますが、それはそれで正解です。
今回の答えを言いますが、
「僕は君の中の恐怖心や不安な気持ちだよ」
というお話。
この話の意味は、自分にの中にある恐怖や不安はちゃんと観ることで小さくなるよということ。
逃げて遠くから眺めたり、絶対怖いときめつけていたりすると、ドラゴンは手に負えなくなるくらい大きくなります。
人間の自律神経の仕組みから言って、こんな時私たちは、戦うか、逃げるかを選択するようにできています。
今回の話は3つ目の選択 「観る」です。
怖かったり、不安に感じたり、嫌悪しているものがあるならば、それを近くで見てあげる。
そのものの本質を知ればそれは本当は小さい小さいものかもしれません。
そして ありがままを受け入れる
ドラゴンなら 大きいなー 羽がでかいな。。。おわりです。
ではヨガと瞑想と絡めます。
ヨガも瞑想も戦わないです。自分を観るです。
瞑想の時に感情が沸いても 受け流す。 あ、またこんなこと思ってる だめだなーではなくて、あ、今こんなこと考えてるんだなー です。
瞑想を通して私たちは 自分の内側を眺める練習をしています。
ヨガの練習のとき、あここが固いな いやだな ではなく 硬いなー 。。おわり
ジャッジではなく、眺める です
ヨガでは アーサナをすることでフィジカルを眺める練習をしています。
恐怖や嫌なことを観る準備ができていない人もいます。そんな時は逃げてもよいし、
目を背けてもよいと思います。戦ってもよいです。
ドラゴンを観る準備ができたら見てみてください。
ヨガ komala yuj
komalaはサンスクリット語で柔らかいという意味 yujはヨガの語源でつなぐ、結ぶと言う意味です。 ヨガを通じて心と体を結んで、柔らかく生きましょう
0コメント